2026年4月30日

こんにちは、西川口・内科消化器内視鏡クリニックです。
「健康診断の便潜血検査で陽性になり、大腸カメラを受けたらポリープが見つかった」「ポリープと聞いて、すぐにがんになるのではないかと気が気でない」とお悩みではないでしょうか。ご自身の身体に腫瘍ができていると知れば、切除すべきなのか、それとも放置していいのか、不安で夜も眠れないお気持ち、よく理解できます。
本記事では、大腸ポリープの正体と大腸がんへの進行リスクの関係、切除が必要なポリープの基準、そして西川口・内科消化器内視鏡クリニックが積極的に行っている「日帰り大腸ポリープ切除術」のメリットについて、消化器内視鏡専門医が詳しく解説します。この記事を読むことで、ポリープを早期に切除することがいかに確実な大腸がん予防になるかが分かり、安心して治療に向き合うことができます。
「大腸ポリープと言われて不安になっている」という方や、川口市周辺で安全な日帰りポリープ手術ができるクリニックをお探しの方はぜひ最後まで読んでみてください。
大腸ポリープとは何か?大腸がんへと進行する恐ろしいメカニズム
・大腸ポリープの多くは「腺腫(せんしゅ)」という前がん病変
大腸ポリープとは、大腸の粘膜の一部がいぼのように盛り上がってできる病変の総称です。
ポリープにはいくつかの種類がありますが、特に重要なのが「腺腫(せんしゅ)」と呼ばれるタイプです。腺腫は、将来的に大腸がんへ進行する可能性を持つ前がん病変とされています。
腺腫は発見された時点では良性ですが、時間の経過とともに遺伝子異常が蓄積し、徐々に増大しながら一部ががん化することがあります。この過程は「腺腫-がん連関(adenoma-carcinoma sequence)」と呼ばれています。
一方で近年では、鋸歯状病変(sessile serrated lesion:SSLなど)から発生する大腸がんの存在も明らかになっており、すべての大腸がんが腺腫を経由するわけではない点にも注意が必要です。
・ポリープを切除することが「究極の大腸がん予防」になる
日本の大腸がんの大部分は、この「良性のポリープ(腺腫)ががん化する」というルートをたどって発生します。逆に言えば、大腸カメラ検査を行って、まだ良性のポリープの段階で発見し、その場で完全に切除してしまえば、そこから大腸がんが発生するルートを完全に断ち切ることができるのです。アメリカの研究では、大腸ポリープを内視鏡で切除することで、大腸がんの発生率を76〜90%も減少させ、大腸がんによる死亡率を53%低下させることが証明されています。西川口・内科消化器内視鏡クリニックでは、「ポリープを見つけること」だけでなく「その場で切除してがんを予防すること」を大腸カメラ検査の最大の目的と位置づけています。
全て切除するわけではない?切除すべきポリープの基準とAI診断
・サイズと形状による切除の判断基準
大腸カメラでポリープが見つかったからといって、すべてを無条件に切除するわけではありません。一般的に、大きさが5ミリを超える「腺腫」はがん化するリスクが高まるため、ガイドラインでも切除が強く推奨されています。また、5ミリ以下であっても、形がいびつであったり、表面の模様が疑わしかったりする場合は切除の対象となります。一方で、「過形成性ポリープ」と呼ばれる、がん化するリスクが極めて低いタイプのものや、直腸によく見られる数ミリの小さなポリープは、経過観察にとどめることもあります。この「切除すべきか、残してよいか」を正確に見極めるには、消化器内視鏡専門医の高度な知識と経験が不可欠です。
・AI(人工知能)内視鏡診断支援システム「CAD EYE」の威力
西川口・内科消化器内視鏡クリニックでは、富士フイルムのAI内視鏡診断支援システム「CAD EYE」を導入しています。
このシステムは検査中にリアルタイムで画像を解析し、
- ポリープの検出支援
- 腫瘍性か非腫瘍性かの推定
を行うことで、医師の診断をサポートします。
ただし、最終的な診断および治療方針の決定は医師が行うものであり、AIはあくまで補助的な役割となります。
身体への負担が少ない!当院の「日帰り大腸ポリープ切
・コールドポリペクトミーという安全性の高い方法
当院では、小さなポリープに対して「コールドポリペクトミー」を行っています。
これは、高周波電流(熱)を用いず、スネアでポリープを物理的に切除する方法です。
この方法には
- 出血リスクが比較的低い
- 深部損傷(穿孔)のリスクが低い
- 回復が早い
といった特徴があり、小型ポリープに対する有効な治療法として広く用いられています。
※いずれの治療にも一定の合併症リスクは存在します。
・検査と手術が1日で完結する圧倒的なメリットと術後の注意点
日帰りでポリープ切除を行う最大のメリットは、患者様の時間的・身体的負担が大幅に軽減されることです。もし検査の日に切除を行わない場合、後日改めて下剤を飲み、再度大腸カメラを入れて切除手術を受けるという二度手間になってしまいます。当院であれば、一度の準備と鎮静剤の投与で、検査からがん予防の手術までが1日で完結します。ただし、手術後は傷口から出血するのを防ぐため、約1週間は激しい運動(ゴルフやジョギングなど)、過度な飲酒、長時間の入浴、長距離の旅行などを控えていただく制限があります。川口市周辺にお住まいで、忙しい合間を縫って確実に大腸がんの予防をしたい方に、当院の日帰り手術は最適な選択肢です。
まとめ
大腸ポリープは、将来的に大腸がんへ進行する可能性のある重要な病変です。しかし、早期に発見し適切に対応することで、大腸がんは予防可能な疾患でもあります。
大腸カメラ検査は、診断と同時に治療・予防まで行うことができる非常に有用な検査です。
西川口・内科消化器内視鏡クリニックでは、専門医による丁寧な観察とAI技術を組み合わせ、安全で精度の高い内視鏡診療を提供しています。
川口市周辺で内視鏡検査をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
監修:西川口・内科消化器内視鏡クリニック 消化器内科専門医 湯原 宏樹
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