大腸ポリープ・大腸がん
大腸ポリープ・大腸がん
大腸ポリープとは、大腸の粘膜から盛り上がってできるイボ状の突起物のことです。
大腸ポリープには、がんになる可能性がある「腫瘍性ポリープ」と、がんにならない「非腫瘍性ポリープ」があります。
腫瘍性ポリープ
がんに進行する可能性があるため注意が必要です。腫瘍性ポリープには「腺腫」や「鋸歯状病変(sessile serrated lesion, SSL)」があります。特に腺腫や一部の鋸歯状病変(SSA/P)は、がん化のリスクがあるため早期に切除が推奨されます。
非腫瘍性ポリープ
こちらはがんにはならないため、通常は治療の必要がありません。
大腸がんは、粘膜の細胞ががん化することで発生します。
発生する原因としては、良性のポリープが大きくなるうちにがんに変化するケースと、正常な細胞が直接がん化するケースの2つがあります。
特に日本人では、大腸がんの約70%が大腸のS状結腸と直腸に発生すると言われております。
ポリープの種類を正しく診断することが重要であり、当院では、富士フイルム社の最新・最上位内視鏡システム「ELUXEO 8000」を導入しております。
さらにAI内視鏡システム「CAD EYE」も使用することで、拡大観察と特殊光観察を行い、大腸ポリープ、大腸がんの適切な診断をし、適切な治療を選択するよう努めております。
早期に発見し早期に治療することで、非常に効果的に大腸がんの予防が可能であると考えております。
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