大腸カメラ
大腸カメラ
大腸カメラは、下部消化管内視鏡とも呼ばれ、肛門から細い内視鏡を挿入し、大腸全体を観察する検査です。大腸ポリープが見つかった場合には、大きさや性状などによってはその場で切除が可能です。また、血便・腹痛・下痢の原因となる疾患(例えば、潰瘍性大腸炎、感染性腸炎など)の診断にも有効です。
この検査は、肛門からスコープを挿入するため、羞恥心や痛みへの不安を感じる方も多く、受診をためらう原因となっています。当院では、そうした不安・恐怖心を軽減し、苦痛を最小限に抑えた検査を提供するよう努めています。ぜひご相談ください。
(※上記はあくまでも一例です。)
検査予約
大腸内視鏡検査をご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。診察前に先に検査予約をすることも可能です。
検査前日
夕食は21時までに済ませてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
検査当日
検査
検査着に着替え、ストレッチャーに横になっていただきます。
鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。
※検査時間:15~30分程度
検査後
検査終了後はリカバリールームで休憩いただき、その後、医師より検査結果について説明があります(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。
鎮静剤を使用した場合、車等の運転はできませんのでご注意ください。
検査費用 | 1割負担 | 3割負担 |
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大腸内視鏡検査(観察のみ) | 2000円前後 | 6000円前後 |
大腸内視鏡検査+生検※ | 4000円前後 | 12000円前後 |
日帰り大腸ポリープ切除 | 9000円前後 | 20000〜40000円前後 |
当院では大腸内視鏡検査・大腸ポリープ切除術(日帰りでの手術)を、保険診療にて行うことができます。保険診療となりますので、必ず保険証をお持ちください。
*大腸ポリープを切除した際は、「内視鏡的大腸ポリープ切除術」という「内視鏡手術」の扱いになりますので、民間の保険会社に加入している方で条件を満たす場合は、保険金の請求が可能です。(生検のみの場合は請求対象外です。)
大腸ポリープ切除時の費用負担が少なくなりますので、加入されている保険会社にお問い合わせください。
胃カメラ・大腸カメラを同じ日に行うことで、診察や事前の準備などが1度で済ませることができます。大腸カメラの際は、腸管洗浄液を内服し、胃と腸の両方が食物残渣のないキレイな状態になっています。そのため、大腸カメラに5〜10分を加えるだけで、胃カメラが同日にできます。効率よく検査を受けたい方には、胃カメラ・大腸カメラの同日検査をお勧めします。40歳を過ぎると胃がんや大腸がんの発症リスクが高くなりますので、定期的に内視鏡検査を受けましょう。
一般的には胃カメラが午前、大腸カメラ検査は午後に行われることが多く、大腸カメラは1日がかりの検査になることも少なくありません。
当院の大腸カメラ検査は、早朝から下剤を内服していただき、午前中に検査が終われるようにしております。そのため、昼過ぎから予定を入れることができます。
下記に当てはまる方に推奨しています。
このような方は、当院のモーニング大腸カメラ検査がおすすめです。
午前中に検査が終了するので、午後から予定を入れることができます。また、平日にだけでなく土日でもモーニング対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
予約時間の5時間前から下剤を服用していただきます。例えば、午前10時の枠の場合は、早朝5時から下剤を服用していただく必要があります。
医師の診察で、大腸カメラ検査が必要と判断された場合には、保険が適用されます。医師が検査の必要がないと判断した場合、患者さんの希望で検査を実施しても保険適用にはなりません。
観察に異常がなければ、約10〜15分で終了します。ポリープ切除などの処置がある場合でも、約20〜30分で終わります。
事前診察時にお渡しする「大腸カメラ同意書」、「診察券」、「保険証」をご持参ください。自宅で下剤を服用された方は、「最終段階の便のお写真」と「残りの下剤」もご持参ください。
大腸カメラ検査には前処置が必要なため、事前に診察を受ける必要があります。
当院では24時間webで先に大腸検査の予約をすることが可能です。
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