2026年3月02日

「内視鏡検査を受けていれば、がんは必ず見つかる」と思っていませんか?実は、内視鏡検査において最も重要であり、かつ難しいのは「病変をいかに確実に見つけるか」という発見率にあります。
近年、医療の世界で革命的な進化を遂げているのが「AI(人工知能)内視鏡診断支援システム」です。埼玉県川口市の「西川口・内科消化器内視鏡クリニック」では、この最新AI技術をいち早く導入し、精度の高い検査を提供しています。
本記事では、消化器内科専門医が、最新のAI技術がどのようにがんの見逃しを防ぎ、検査の精度を高めているのか、その仕組みとメリットを徹底解説します。
内視鏡検査における「見落とし」の現状と課題
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は、医師がモニターに映し出されるリアルタイムの映像を目視で確認し、異常を判断する検査です。しかし、そこには人間が行うがゆえのいくつかの課題が存在していました。
・死角と微細な病変の壁
大腸や胃の中は非常に複雑な形状をしています。特に大腸はヒダが多く、その影に隠れた病変を見つけるには高度な技術が必要です。また、周囲の粘膜と色がほとんど変わらない「平坦型(へいたんがた)」の早期がんは、熟練した専門医でも発見が非常に困難な場合があります。
・医師の集中力と経験の差
1日に多くの検査を行う中で、医師の疲労や集中力の波が診断に影響を与える可能性をゼロにすることはできません。また、どうしても医師個人の経験値によって、小さなポリープを見つける能力に「差」が出てしまうことも、これまでの医療の課題でした。
これらの課題を解決し、「誰が検査しても最高水準の診断」を可能にするために開発されたのが、AI内視鏡診断支援システムです。
西川口・内科消化器内視鏡クリニックが誇る最新設備
当院では、患者様に最高水準の医療を提供するため、富士フイルム社の最新・最上位内視鏡システム「ELUXEO(エルクセオ)8000システム」を導入しています。
・AI診断支援機能「CAD EYE(キャドアイ)」の威力
このシステム最大の特徴は、AI技術を用いた診断支援機能「CAD EYE」を搭載している点です。
① リアルタイム検出支援(CADe)
検査中、AIは毎秒何十フレームもの映像を瞬時に解析します。もし、がんやポリープの疑いがある箇所を発見すると、モニター上に四角い枠を表示したり、アラート音を鳴らしたりして、医師に即座に通知します。これにより、医師の死角に入りそうな一瞬の病変も見逃しません。
② 鑑別診断支援(CADx)
見つけたポリープが「切除すべき腫瘍性か」「放置しても良い非腫瘍性か」をAIがその場で推測します。血管のパターンや表面の構造をミクロ単位で分析し、その確信度を表示することで、医師の最終判断を強力にサポートします。
視認性を劇的に高める「LCI」と「BLI」技術
ELUXEO 8000システムには、AI以外にも驚くべき技術が搭載されています。それがLCI(Linked Color Imaging)とBLI(Blue Laser Imaging)です。
・LCI:赤色のコントラストを強調
LCIモードでは、炎症や腫瘍に特有の「赤色」のわずかな違いを強調して表示します。これにより、通常の光(白色光)では見逃してしまいそうな平坦な病変が「くっきりと浮き上がって」見えるようになります。
・BLI:血管と表面構造を鮮明に
BLIモードでは、短波長の光を照射することで、粘膜表層の微細血管や模様を鮮明に映し出します。これにより、ポリープが良性か悪性かを、組織を採る(生検)前に高い精度で推測することが可能です。
AI内視鏡検査を受ける5つのメリット
AI内視鏡を導入しているクリニックで検査を受けることには、患者様にとって多くの具体的な利点があります。
① 早期発見率の向上(がんの見落としリスクを低減)
AIは人間が気づきにくい「わずかな色の変化」や「粘膜の盛り上がり」を敏感に察知します。特に、生存率に直結する早期胃がんや早期大腸がんの発見率が飛躍的に高まります。
② 不要な生検(組織採取)の削減
AIがポリープの性質を高い精度で判定できるため、明らかに良性のものに対して傷をつけるような組織採取を控えることができます。これにより、身体への負担や検査費用の抑制に繋がります。
③ 検査時間の短縮と効率化
AIが怪しい箇所を先回りして見つけてくれるため、医師の確認作業がスムーズになります。これは、患者様が検査台の上で過ごす時間を短縮し、身体的な負担を軽減することに直結します。
④ 医師との「ダブルチェック」体制
「熟練した医師の目」と「最新のAIの目」によるダブルチェックが常に行われている状態です。これにより、常に一定以上の高品質な検査が保証されます。
⑤ 確信度の高い診断結果
AIによる客観的なデータに基づいた説明を受けられるため、患者様自身も納得感を持って今後の治療や経過観察に臨むことができます。
炭酸ガス(CO2)送気による「苦しくない」精密検査
AIによる精密な観察を支えるのが、当院で標準使用している炭酸ガス送気システムです。 精密な検査を行うためには、胃や腸をしっかりと膨らませる必要がありますが、通常の空気では検査後にお腹が張って苦しくなります。炭酸ガスは空気に比べて約200倍も体内に吸収されやすいため、検査後の不快感を劇的に軽減しながら、AIによる詳細な観察時間を確保することができます。
まとめ:AIは「医師の最高のパートナー」
AI内視鏡は、決して医師に取って代わるものではありません。最終的な診断を下し、高度な内視鏡治療を行うのは、経験豊富な消化器内科専門医です。
しかし、AIという強力な「副審」がいることで、人為的なミスや死角を極限まで減らし、一人でも多くの患者様をがんから救うことができるようになります。西川口・内科消化器内視鏡クリニックでは、この最先端技術を駆使して、地域で最も安心・安全な内視鏡検査を目指しています。
「最新の技術で、より確実に病気を見つけてほしい」 そう願う方は、ぜひ一度、当院のAI内視鏡検査をご検討ください。
また、川口市で、胃カメラ検査、大腸カメラ検査などの内視鏡検査をお探しの方は、ぜひ一度、西川口・内科消化器内視鏡クリニックへお気軽にご相談ください。
監修:西川口・内科消化器内視鏡クリニック 消化器内科専門医 湯原 宏樹
西川口・内科消化器内視鏡クリニックのご案内
アクセス: JR西川口駅直結(改札から徒歩30秒、ビーンズ西川口5F)
最新設備: 富士フイルム ELUXEO 8000、AI診断支援 CAD EYE
特徴: 鎮静剤を使用した眠ったままの検査、土日検査対応
休診日:祝日のみ
当院では、24時間WEB予約を受け付けております。
「まずは話だけ聞きたい」という方のための事前相談外来もございます。
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