機能性ディスペプシア
機能性ディスペプシア
機能性胃腸症は、「胃の不調」があるのに検査では異常が見つからない病気です。日本では、約4人に1人がこの病気を持つと言われており、以下の症状のうち1つ以上がある場合に診断されます。
これらの症状が少なくとも6か月以上前から始まり、直近3か月間も続いている場合、日常生活に支障が出るほどであれば「機能性ディスペプシア(FD)」と診断されます。
健康診断を受けた人の11~17%、病院で症状を訴える人の44~53%がこの病気と診断される、比較的よくある病気です。胃の不調が続くけど、検査では異常が見つからない病気で、原因は複雑でいろいろな要素が絡んでいます。
症状に応じて以下の2つに分けられますが、両方を持つ人もいます。
FDの原因ははっきりしませんが、以下の要因が関係していると考えられています。
その他にも、ピロリ菌感染や胃腸炎の経験、生活習慣(アルコール、喫煙、不規則な生活)、遺伝などが発症に影響します。
生活習慣の改善
食習慣の改善
薬物療法
難治性症例には早期慢性膵炎など膵臓の病気が隠れている場合もあるため、必要に応じてC検査を実施します。当院では、以下のアプローチを心がけております。
お悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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