【腸内細菌のバランスが崩れるとどうなる?】知らないうちに体がSOSを出しているかも!|川口・西川口の内視鏡検査|西川口・内科消化器内視鏡クリニック

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【腸内細菌のバランスが崩れるとどうなる?】知らないうちに体がSOSを出しているかも!

【腸内細菌のバランスが崩れるとどうなる?】知らないうちに体がSOSを出しているかも!|川口・西川口の内視鏡検査|西川口・内科消化器内視鏡クリニック

2025年4月08日

【腸内細菌のバランスが崩れるとどうなる?】知らないうちに体がSOSを出しているかも!

こんにちは。

前回のブログでは、「腸内細菌の役割」について解説しました。今回は少し視点を変えて、
👉 「腸内環境が乱れたとき、体にどのような影響が出るのか?」についてお話しします。

✅ 最近、こんな不調ありませんか?
「なんとなく体調がすぐれない」
「理由もなく疲れやすい」
「肌荒れや便秘が続いている」
その不調、実は——
💡 腸内環境(腸内フローラ)の乱れが原因かもしれません。

🦠 腸内細菌と腸内フローラとは?
私たちの腸内には、約1,000種類・100兆個以上の腸内細菌が生息しており、これを「腸内フローラ」と呼びます。
主な細菌は以下の3タイプ:
善玉菌(身体によい働き)
悪玉菌(毒素を出し、炎症を引き起こす)
⚖️ 日和見菌(どちらにも傾く中間的な菌)
このバランスが乱れ、悪玉菌が増えると腸内に腐敗や炎症が起こり、全身の不調につながることがわかってきました。

🚨 腸内環境の乱れによって起こる主な不調と疾患
① 消化器症状(便秘・下痢・お腹のハリ)
悪玉菌が出す有害物質(アンモニア・硫化水素)により、腸の運動が乱れます
結果として、便秘・下痢・ガスの臭い・腹部膨満感が発生
② 慢性的な疲労・倦怠感
腸でのビタミン・ミネラル吸収の低下
腸粘膜の慢性炎症により全身のだるさが持続
③ 肌トラブル(ニキビ・湿疹など)
腸内の毒素が血流を介して皮膚へ
肌荒れ・ニキビ・アトピーの悪化を招きます
④ 精神面への影響(不安・集中力低下)
腸は「第二の脳」と呼ばれ、脳と密接につながっています
幸せホルモンセロトニンの90%は腸で作られる
→ 腸の不調は気分の落ち込み・イライラ・集中力の低下
⑤ 免疫力の低下・生活習慣病のリスク上昇
腸は免疫細胞の約70%が集まる臓器
腸内環境の悪化は、風邪・アレルギー・肥満・糖尿病・動脈硬化のリスクを高めます
⑥ 精神疾患との関連(腸脳相関)
うつ病・不安障害・自閉スペクトラム症などに、腸内細菌の多様性の低下が関係している可能性が報告されています
⑦ 発がんリスクの上昇
悪玉菌が生む毒素が、大腸がんや肝臓がんの発症リスクを高めることも

🔍 腸内環境が乱れると、こんな症状が現れます
🚽 便秘・下痢などの消化器症状
😖 肌荒れ・ニキビ
💤 慢性的な疲労・倦怠感
😔 イライラ・気分の落ち込み
🛡️ 免疫力の低下・風邪をひきやすい
⚠️ 生活習慣病・がんのリスク上昇

🥦 腸内環境を整える「腸活」のすすめ
腸内フローラのバランスを整えるには、日々の生活習慣がカギです。
🧘 すぐに実践できる腸活習慣:
発酵食品を取り入れる(ヨーグルト・納豆・キムチなど)
食物繊維をしっかり摂取(野菜・豆類・海藻・全粒穀物)
規則正しい生活リズム(睡眠・食事・運動)
ストレスをためない工夫(趣味・リラックス法)
よく噛んでゆっくり食事をとる

📝 まとめ:腸は健康の“司令塔”
腸内環境の乱れは、消化器症状だけでなく、全身の不調やメンタル不調にも深く関係しています。
「なんとなく調子が悪い…」と感じたときは、まず“腸”を整えることから始めてみましょう。

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